犬と犬と猫と読書と。

犬と犬と猫との生活と、読書の感想など。

読書量が足りない。

とにかく足りない。

 

こんなんで、記事を書いたり、ゲームのシナリオを書いたりと、文章を仕事にしてきたものだから、我ながらよくやってこれたもんだと思う。

 

あるインタビュー(だったかな?)で、幾原邦彦監督が「読書することに対して、コンプレックスをもっている」と語っている記事を読んだか聞いた。なんでも、学生のころに、読書量をやたら自慢する友人がおり、監督はその友人のことを内心、鼻で笑っていたそうだ。ところが数年後、ある本を読み強い衝撃をうけた監督は、その本を友人が学生時代に読んでいたことを思い出した。そして「この感動を、この衝撃を、あいつは学生の時にすでに経験していたのか」と焦りを感じた、とかなんとか。

 

自分の読書量の少なさや勉強不足を嘆くとき、この話をよく思い出す。しかし、後ろ向きになったままではいけない。れっつ、ぽじてぃぶしんきんぐ、なのである。

 

今まで勉強を怠ってきたのではない。する必要がなかったのだ、と考える。すると、今まで不勉強だったぶん、自分にはまだまだ伸びしろがあると言えるのではないか。だとすれば、これから人並みに読書し勉強に励んでいけば、前人未踏の境地が見えてくるのかもしれない。私の未来は、輝いているわけだ。

 

そんな不惑すぎ。