犬と犬と猫と読書と。

犬と犬と猫との生活と、読書の感想など。

「ちまみれ家族」津原泰水(日本SFの臨界点[怪奇篇] ハヤカワ文庫)を読んだ。

畳みかけるような語り口は町田康の小説や昔観た石井克人の映画(「PARTY7」かな?)を、匂ってくるような血まみれの描写は園子温の映画をなんとなく思い出した。

 

話はむちゃくちゃだけど、思わず声をあげて笑うこと何度か。

 

この作品については、今度、津原氏のオンライン小説講座で「なぜ書いたのか」その理由が語られるそう(ずばりの講座名「なぜ、これを書いてしまったのか」)。チケットを購入し受講予定。楽しみ。

 

 

tsuhara-yasumi.peatix.com